Life in West Coast [est. 2019]

ポートランドで生活する夫婦の日常ブログ

【Kindle Unlimited】おすすめ小説(2021年8・9月)

最近私の就労ビザが切れて仕事を辞めたため、時間にかなり余裕ができました。

 

仕事をしているときはのめり込んでしまうタチで、ほとんど本を読めていなかったので、

いま時間がある時に好きなだけ本を読もうと日本の Kindle Unlimited に登録しました。

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Photo by Radu Marcusu on Unsplash

Kindle Unlimitedの好きなところ

私は「この本を買って読みたい、手元に置いておきたい」と思うことは稀なので、
月額定額で読み放題のKindle Unlimitedは、雑食家でもある私に適したサービスだと思っています。

 

また、読みたい本を限られた選択肢の中から選ぶ感覚も、
オンライン図書館で宝探しするような感覚のようで面白いです。

通常の購入と違って、Kindle Unlimitedは、対象となる書籍の数は
200万冊以上と多いものの、必ずしも手に取った本が面白いとは限りません。

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なので私は以下の条件でKindleストア内で絞り込みを行い、本を探しています。

  • Kindle Unlimited対象
  • 評価4以上
  • ジャンルを指定(ミステリー小説、エッセイなど)

また、他の方のブログなども参考にしたりします。

 

おすすめKindle Unlimited本(2021年9月12日時点)

※こちらに掲載した本は、2021年9月12日時点でKindle Unlimitedの対象になっていますが、
 読み放題対象は予告なく変わることがあります。
 他のブログでおすすめされていた本が、読み放題対象から外れていることがあったので要注意です。

 

私はスマホアプリで読んだ本を記録するようにしているのですが、
特に8月は過去最多記録の11冊を読んだようです。

(この数字を見ても、私が普段から読書家ではないことがわかると思います。笑)

 

読んだジャンルはほぼ小説のみで、
一時期取り憑かれたようにミステリー・サスペンス小説ばかりを読んでいました。

 

今回は、最近私が読んだ本の中から、おすすめ本3冊をご紹介したいと思います。

 

①『ぼくはイエローでホワイトデ、ちょっとブルー』ブレイディみかこ

この本は2019年本屋大賞ノンフィクション部門で受賞した本です。

 

アイルランド人と結婚したイギリス在住の作者が、
中学生(7年生)になった息子の周辺で起こる日々の出来事・体験を
独自の視点で書き綴っています。

 

この本で綴られる出来事は、人種差別、貧富格差、政治、など多岐に渡り、
どれもシリアスで重たい題材ではありますが、
作者の価値観を押し付けるのではなく、息子との対話という形で、
時には微笑ましく、時にはハッとさせられる部分も多くありました。

②『嘘』北國浩二

続いては、私がハマっているミステリー・サスペンス物です。

 

認知症になってしまった仲の悪い父親との介護生活に
突如として加わることになった謎の記憶喪失の少年。

 

主人公の女性とその父親、そして謎の少年という三人を中心に、
それを取り巻く人たちとの心温まるつながり。

この小説はサスペンスのジャンルでありつつも、
涙しそうな(私は泣きました)家族愛も描かれていたりもします。

 

謎の少年はどうなってしまうのか、最後まで目が離せません。

③『黒い家』貴志 祐介著

最後はサスペンス・ホラー物から。

こちらの本は、1997年に日本ホラー小説大賞を受賞していて、
映画化もされているので、ご存知の方も多いかもしれません。

 

私はほとんどホラー小説を読まないのですが、
読み放題対象で一通り評価が高いのミステリー・サスペンス系のものは
読んでしまった感があったので、少し勇気を出して
ホラー要素もあるこの本を手に取りました。

 

鳥肌場面もやはりあり、「続きが読みたい、だけど読むのが怖い」
みたいな心境になることが何度かありました。

 

ホラーが少し苦手な方は、無事最後まで読み切った自分に
拍手を送りたくなること間違いなしです。笑

 

8月は特に読書が進んだ月になりました。

近々ボランティアを始めることにしたので、読書のペースは落ちそうですが
またおすすめしたい本が出てきたらまとめたいと思います。