ミールキットサービスと食品宅配サービスを使ってみての感想まとめ
今回は料理と食材の調達について。
日本にいた頃は仕事の忙しさにかまけてほとんど料理をしてこなかったので、
アメリカに来てからきちんと料理をするようになりました。
最近ようやく少しはまともに料理ができるようになってきましたが(時間と品数との戦い・・)、振り返ってみると、私の料理スキルとともに利用する食にまつわるサービスが変わったなと感じます。
今回の記事では、私が利用したミールキットと食品宅配サービスについてまとめておこうと思います。
料理初心者の私には合っていた、ミールキットサービス・Dinnerly
Dinnerly はミールキットを宅配してくれるサービスです。
Blue Apron や HelloFresh など同類のサービスがある中で、比較的お手頃価格で提供されています。
以前、Dinnerly についての記事を書いたことがありました。
当時、9ヶ月ほど利用しましたが、現在は使っていません。
やめた主な理由は、似たような味付けに飽きてしまったからです。
色々なレシピを試して行く中で、味やレシピに対する自分の好みの傾向がわかってきます。
毎週イタリアン・アメリカン・中東・アジアなど様々なジャンルのレシピの中から
選べるのですが、そのジャンルで使う調味料は大体同じだったりします。
最初は目新しいものに手を出して楽しんでいましたが、
「このレシピにはあの調味料が使われるから味の想像がつく。先週似たようなの食べた」「このレシピは時間がかかって大変だった」というように、注文したいと思えるレシピが限られてきてしまうようになりました。
次第に配達をスキップする週が増えて、最終的にはサービスを利用するのを止めてしまいました。
それまであまり料理をせず、レパートリーも少なかった私にとって、
新しい料理に挑戦して知識が増えたり、自分では買うことのないだろう調味料とも出会えて楽しかったです。
いまでは料理もだいぶ慣れて、ミールキットではない他のサービスも使ってみたいと思い
最近、Imperfect Foods という食品宅配サービスを使い始めてみています。
食品宅配サービス・Imperfect Foods
Imperfect Foods は、2015年に創業した食品系スタートアップです。
毎週あるいは隔週の頻度で、玄関先まで食品を届けてくれます。届けてもらいたい食品は自分で選ぶことができます。
日本の食品宅配サービスだと、生協やらでぃっしゅぼーや みたいな感じでしょうか。
Imperfect Foods は形が悪かったり、生産過剰などで廃棄されてしまうはずだった食材を取り扱うことで、フードロスを減らすことにも取り組んでいます。
といっても、取り扱っているすべての食品がフードロス対象というわけではなく、
その場合には説明書きがなされていたりします。
各種大手スーパーの Safeway や FredMeyer などでも宅配サービスをしていたりしますが
せっかく届けてもらうなら、ちょっと環境にいいことをしたいなと思い、Imperfect Foods を使ってみることにしました。
使ってみての感想はざっとこんな感じです。
- 野菜・果物・肉などの生鮮食品、乳製品、缶詰などの保存食品、ベビーフード、また最近流行りの代替乳製品や代替肉など、幅広い種類の取り扱いがある。
- 食品以外にもエッセンシャルオイルなどの美容商品やペットフードも少しあり。徐々に取り扱い商品を増やしているようです。
- フードロスに関係ない商品も多数ある印象。
- 生産や仕入れ状況にもよるため、取り扱う食材は必ずしも毎週同じではない。
- 生鮮食品に当たり外れがあった。
- 良い:新鮮な食材だった(ミニトマトやブルーベリーが美味しかったです)
- 悪い:ジャガイモの痛みが思ったより進んでいた、お肉のパッケージから液漏れがしていた
- たまにスーパーで買うより安いものもある。
- $60 以上で送料無料なのは助かる!
特に生鮮食品でハズレを引いてしまったことが尾を引いていたりしますが、
自分の許容範囲とも相談しながら、しばらく利用してみたいと思います。