【アメリカ引越し術】カリフォルニアから隣州オレゴン・ポートランドへ
カリフォルニア州・サンタクララのアパートの契約終了も近づいていたので、
次に住む街を真面目に考え始めた10月。
その候補として挙がったのが、カリフォルニアの北にあるオレゴン州・ポートランドです。
週末に弾丸でポートランドに行き、4件ほど内見(事前予約しました)して
その場でアパートを決めました。
なお、サンノゼ空港からポートランド国際空港まで飛行機で2時間弱とかなり近いです。
新しい家の近所にはローカルレストランもたくさんあり、
これから開拓していくのがとても楽しみです。
今回の記事では、私たち夫婦がどのように引越ししたのかまとめておきたいと思います。
初めて引越しトレーラー(牽引タイプ)をレンタル
日本では引越し業者に頼んで、積み込み・運搬・積み下ろしを
全てやってもらうことがほとんどだと思いますが、
アメリカでは、業者に頼まず自力で引越しすることも多いようです。
引越し大手 U-haul のロゴのついたトラックやトレーラーを
高速道路で見かけることもしばしば。
私たちは今年の夏に中古車(ある程度牽引できる馬力のあるもの)を購入していたこともあり、ロードトリップも兼ねて自分たちでトレーラーを引っ張って引越しすることにしました。
今回、U-haul でレンタルしたトレーラーはまさしく下の写真のタイプです。
トレーラーが借りられないかも?!トレーラー在庫不足問題
引越しの約3週間前に、近所の U-haul 店舗に行きトレーラーを予約。
その日のうちにオペレーターから電話があり、ピックアップの日程を確認されました。
その電話で言われたのが、
「カリフォルニアから他州へ引っ越す人が多く、このタイプのトレーラーは在庫不足。
50マイルから、最悪の場合、200マイル先の U-haulショップからピックアップしてもらうことになるかもしれない。」
ちょっと待って。。200マイルって・・・322km(東京都<>愛知県の距離) ですけど?!
これを聞いた時は耳を疑い、二度も確認してしまいましたが事実は変わらず。
引越しで 1,000km の運転本番の前に、往復で600km以上も運転する気にはなれなかったため、
万が一そうなってしまった場合は、家具を転売するか捨てて行く覚悟で
ピックアップ場所がわかるのを待ちました。
結局、ピックアップ場所は 45マイル(約75km)先と思ったより近かったので、
取りに行くことにしました。
ちなみに、ピックアップ場所はピックアップ予定日の 2日前 にならないとわかりませんでした。
もし遠すぎた場合には家具を 1-2日 のうちに引き払わなければならなかったので、
先方からの電話を待たずにこちらから朝一で電話したところ、
「ピックアップ予定日 (11/25) はサンクスギビング休暇でどこも閉まっている。11/24 にピックアップ可能か?」とのこと。
なぜピックアップ予定日を指定した時点で教えてくれなかったのか・・・
今回、約4万円でトレーラーをレンタルしたので、
諸々のドタバタは破格の引越し料金で仕方ないと思うことにしています。
積み込みと重なる誤算
いざトレーラーを借りてみると、思っていたより小さそうな・・・
早速ソファを積み込んでみると、他の家具は解体しないと載りきらないことがわかりました。
なので仕方なくソファ以外のすべての家具を解体。
前日のうちにベッドマットレス以外のほぼ全てのものを積み込んでおき、
長距離移動に備えて快眠した後にマットレスを一番上に載せる算段です。
家具の解体は誤算でしたが、解体することでコンパクトに収まり
順調に進んでいるかのように見えました。
ところが、翌朝マットレスを積み込もうとすると、
マットレスの横幅よりもトレーラーの入り口が狭くて入らない・・・
最後の最後でマットレスを捨てる、というさらなる誤算が待っていました。
サンタクララからポートランドまでの移動ルート
積み込みが完了し、いざ出発!
基本的に I-5 (Interstate 5) を使うことになります。
一日で 1,000km を走り切ることはできないと判断し、
初日にできるだけポートランドの近くまで移動して
途中のオレゴン州ユージーンという街で一泊しました。
重いトレーラーを牽引していることもあり、ガソリンの消費が激しかったので
各街のガソリンスタンドで給油&休憩して先を急ぎました。
なお、私たちが止まった街の名前はこんな感じです:
サンタクララ(朝7時頃に出発)
→ ウィリアムズ
→ レディング
→ メドフォード
→ ユージーン(出発地から約900kmの街、ここで一泊。夕方5時半頃着)
→ ポートランド
今回、自分たちで引っ越しをしてみて驚きの連続でしたが、
最終的には無事新しい気に入った家に落ち着くことができているので
良い勉強だったと思うことにしています!