【アメリカ病院エピソード】初めて病院に行ったときの話
先日アメリカで初めて病院に行ったので、その時のことを
記録としてこのブログに書き残しておこうと思います。
電話での問診
ちょっと気になる症状があったので、加入している保険会社 (※) の総合窓口に電話しました。
※ちなみに、私が加入している保険は、Kaiser Permanente(カイザー・パーマネンテ)というアメリカ大手の保険会社のものです。
最初にオペレーターが電話に出たので、状況について説明すると、
「Vice Nurse(保険会社直属の看護師)につなぎますね」と言われました。
オペレーターは一般の事務の方で、医療従事者にそのまま電話を回してもらえました。
Vice Nurseからは、症状や既往歴(自分だけでなく、家族も含めて)などを聞かれた後、
今度は「あなたの担当医につなぎますね」と言われました。専門医の判断を仰いだ方が良いと判断したようです。
ちなみに、私の担当医は、保険加入した際にオンライン上で選択しました。
「Primary care doctors(かかりつけ医)」と「Obstetrics and Gynecology(産婦人科医)」の担当医をそれぞれ選択することが可能で、
選択する際は他の方のブログを参考に、担当医名をググって評判を確認してから選びました。例えば、「○○(医師名) raiting」など。
検索するとわかりますが、説明不足だった雑な対応をされたなど、あまり良くないコメントも結構出てきます。星1つとか・・・
ただでさえ病院に行くのは不安だし、しかも日本ではなくて海外で行くのは尚更不安です。できるだけ不安要素の少ないお医者さんを選択しようと思って選びました。
結果、電話で直接話してみて、とても感じのいいお医者さんだったので良かったです。適当に選ばなくて正解でした!
こちらの話も聞いてくれたし、質問にも丁寧に答えてくれました。
あと、驚いたのが、医師とのメッセージのやりとりです。
保険会社の専用マイページ上には医師とメッセージでやりとりする機能があり、
電話を切った後、医師からメッセージが届いていました。
日本では医者とメールでやりとりすることなんてなかったので、これには少し感動!
電話問診時に病院で検査を受けるように言われたので、
検査の予約を済ましてから報告がてら返信すると、その後さらに返信が!
こまめに対応してくれて、さらに感動しました。
いざ病院へ!とその前に・・・保険会社に治療費を事前確認
アメリカは医療費がものすごく高いイメージがあったので、
担当医から病院で検査を受けてください、と言われた時は正直不安でした。。。
なので、病院に行く前に、治療費について保険会社に問い合わせてみることにしました。
電話でオペーレーターから、「あなたの保険プランでは無料です」と教えてもらったので、安心して病院に行くことができました。
15分で終わった病院での検査
病院に入り受付の人に用件を伝え、検査受付窓口を教えてもらいました。
今はコロナの影響で、対策が厳重になされていました。
受付デスクには透明シールド設置、受付の人からコロナの症状の有無などを聞かれ、ハンドサニタイザーをつけるようにしきりに促されました。
病院にいたのは 15分程度 でしたが、5回 ほど消毒したと思います。
検査受付窓口に着き、Medical Record Number(保険加入者番号?)と身分証明書を見せると、待機番号を渡され、5分 ほどで順番が来ました。
採血を担当してくれた方はインド系の方で、気を紛らわせようとしてくれたのか、気さくに話しかけてくれました。
その方によると、採血結果は検査項目によって、12~24時間ほど でオンラインで確認できると言われてびっくり。
採血が終わったので、医師にも会うこともなくそのまま帰宅しました。
検査結果のメール通知がきた
その日の夕方5時頃にメール通知が来たので保険会社のマイページにログインすると、
検査結果の一覧が出てきました。検査したのがお昼前だったので、検査からまだ 6時間 しか経過してなかったので、驚きました!
各項目の基準値をググって自分の値と比べて、喜んだり落胆したり・・・
結果が早くわかるのは有難いことですが、思わぬネガティブな結果に出くわした時に
医師からきちんとした説明がない状態なので、不意打ちというかちょっと不安にもなりました。
自分で勝手に悪い方に思い込んでいる可能性もあるため、
検査を踏まえて詳しく理解したいです〜、と担当医にメッセージしたので返事を待ちたいと思います。
以上、アメリカの医療はオンライン化が進んでる!!と実感した体験でした。
後日、薬を処方された時の様子もこちらにまとめています。