Life in West Coast [est. 2019]

ポートランドで生活する夫婦の日常ブログ

【アメリカ引越し】別州からオレゴン州免許への書き換え、車両登録など

先月、カリフォルニアからオレゴン州ポートランドへ引越しまして、
先日ポートランドDMVに行き、州外(out-of-state)免許の書き換えや車両登録など
車関係の手続きを済ませてきました。

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Photo by Bas Peperzak on Unsplash

これらの手続きは、引越しから 30日以内 に済ませる必要があるようです。

 

引越してすぐは家具を揃えたりで、あっという間に2週間が過ぎていき
そろそろ車関係の手続きもしなくては・・と重い腰を上げ、ようやく行くことができました。

 

私たちは今年の夏に中古車を購入していたので、
免許の更新だけでなく車両登録なども必要でした。

まとめると、今回行った手続きは以下になります。

 

今回の記事ではこれら手続きの流れについて、
私たちの体験談をまとめておきたいと思います。

 

*2021.12.28更新*

本日、無事にオレゴン州の運転免許が郵送されてきました。DMVで手続きしてから1週間ちょっとで届いたことになります。
年末なのであまり期待していなかったのですが、思ったより早く届いて良かったです!

 

①オンライン申請

まず オレゴン州DMVウェブサイト に行き、オンライン申請を行いました。

 

私たちは上記ウェブサイトから以下2つの事前申請を行いました。

  • 免許書き換え(License, Permit & ID > Apply for a license/permit/ID card)
  • 車両登録(Vehicle Title & Registration > Start a new passenger vehicle title application and calculate fees)

 

これらのオンライン申請を一通り行うと、
DMVに行くときに持っていくべき書類や事前にすべきことを教えてくれます。

 

②スモッグテスト

上記の車両登録の事前申請をした際、
「車両登録の前に、DEQ test(スモッグテスト)を済ませておくように」と表示されました。

 

なので、以下のサイトから最寄りのスモッグテストステーションを確認して行くことに。

 

平日のお昼過ぎに行ったのですが、15分ほどで終わらせることができました。

検査レーンは4つあったのですが、入り口のところで係員の方から
どのレーンに並ぶかを指示されます。

並び始めた時点で4番目だったので、一台あたり5分くらいで検査が進むようです。

 

なお、通常スモッグテストは $20または$25 の検査料金がかかるそうなのですが(場所によって料金が異なる)、販売から4年以内のモデルは検査料が無料なのだとか。

私たちの中古車が2018年のものなので、検査は無料でした。

 

問題も特に見つからず無事スモッグテストを終わらせることができたので、
次はいよいよDMV訪問です!

 

③筆記試験対策

ステップ①の事前申請の際、「筆記試験と路上試験が必要ですよ」と表示されてしまっていました。

私たちは今年カリフォルニアで免許を取得したてだったので
調べる限りではこれら試験の免除対象のはずなのですが、
上記のように表示されてしまったので、当日試験を受けても大丈夫なように
念のため勉強しておくことに。

 

私たちはこちらのウェブサイトにお世話になりました。

 

他にも無料のスマホアプリや練習問題のウェブサイトがたくさんあるので、
「Oregon DMV practice test」などで検索すると良いかと思います。

 

試験勉強はしていったのですが、結果的に二人とも当日DMV
「筆記・路上試験は不要」と言われたため、試験は受けませんでした。

 

ただ、オレゴン州の交通ルールを勉強してみると
カリフォルニア州と違うものがいくつかあり、新しい土地のルールを理解しておくことは大事だなと改めて思いました。

意外だったルールは番外編として、この記事の最後にまとめておきます。

 

DMV訪問予約

試験対策と並行して、DMVの訪問予約を行いました。期日があった方が、勉強が頑張れるタイプです。笑

 

ステップ1 と同じ DMVウェブサイト から予約ができます。

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Schedule Appointment を選択

 

今回DMVでは、主に免許の書き換えと車両登録の2つを行いたかったのですが、
訪問は一回のつもりだったので、とりあえず免許書き換えの予約のみを取りました。

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Driver License ~ を選択

 

ここで小話ですが、ポートランド近辺のDMVは年内はどこも予約が空いておらず、
とりあえず最短で年明け2週目に予約を入れました。

予約を入れると、指定したメアドに予約完了メールが届きます。

 

ただ、引越しから30日以内に手続きが必要と聞いていたので、どうしても年内に終わらせておきたい・・・
ということで、予約完了メールに記載されていた予約変更リンクに毎日何度かアクセスし
ようやく年内の日程に予約変更することができました。

 

DMVに持って行く書類の準備(前日)

DMVに行く前日、事前申請時に提示されていた必要書類の準備を行いました。

ビザの種類によって異なりますが、私たちの場合は以下の書類を準備して行きました。

  • カリフォルニア免許
  • 日本のパスポートとI-94
  • オレゴン州居住を証明する書類(2種類)
  • SSN

 

特に居住証明で、当日私の手続きが上手くいかない部分があり・・・
次のステップのところでお話ししたいと思います。

 

DMV当日

受付で予約がある旨を伝えると、すぐに窓口に案内されました。

 

実は予約の日程変更をした際、私たちの訪問時間と場所を揃えることができず・・・

私は8時半の予約、旦那さんはすぐ近くの別のDMVで 10時からの予約になっていましたが、
ウォークインも受け付けてくれるだろうと見込んで
私の予約に合わせて一緒に同じDMVにいくことに。

そのDMVでの旦那さんの予約はなかったため、ウォークイン受付番号を取ると「11番」。

その時点で「4番」まで呼ばれており、その後15分くらいで呼ばれたので
思ったより早かったです。朝早く行ったのもよかったのだと思います。

 

ということで、私の手続きから始まったのですが、早々に問題発覚。
必要書類の中で居住証明として、「電気代の請求書」と「アパートの契約書」を持っていったのですが、契約書の方にアパート側の管理人の署名がないとダメとのことでした。

住所と私の名前が記載されているから大丈夫だろうと思っていたので盲点でした。。

別の書類を印刷して持ってくるようにと言われて帰されてしまい、
近くのFedExでインターネットの明細書を印刷してリベンジを覚悟しつつ、
ウォークインの進みが良かったので、旦那さんの手続きを待つことに。

 

旦那さんの手続きは問題なく終わりました。

たまたま私と同じ窓口に回されたのと、私も横についていたので、
担当してくれた女性が私に気づき
「旦那さんと同じところに住んでいる証明ができれば、あなたの追加書類は不要」と言ってくれたので、FedExに行かずに済みました。

また、電気代の請求書に夫婦の連名がされていたのが良かったようです。


私の方の手続きは、旦那さんの給与明細(旦那さんの居住証明)と電気代の請求書(そこに私も住んでいることの証明)の2つの書類で受理してくれました。よかった!

 

視力試験を受けた後に免許の書き換えが無事に終わり、そして車両登録も無事に終わって、
その場でオレゴン州のナンバープレートと登録期限シールを受け取りました。

 

運転免許用の写真撮影もして、仮免許の用紙も受け取りDMVを後にしました。

免許は10日前後で届くとのことなので、到着を待ちたいと思います。

 

(番外編)所変わればルール変わる!意外だったオレゴン交通ルール

アメリカでは、赤信号でも右折をして良いルール(方向指示のある赤信号は対象外)が日本人から見て独特です。

カリフォルニアで運転していたので、このルールはもちろん知っていましたが、
オレゴン州では 追加で赤信号でも例外的に右左折しても良い場合があると知り、驚きました。

 

まず、右折の場合。

方向指示のある赤信号でも、通常の赤信号と同様、一時停止し安全確認ができれば右折OK。

 

次に、左折の場合。

左折先が一方通行(One-way)だった場合、赤信号でも一時停止し安全確認ができれば左折OK。

 

試験は不要でしたが、勉強になりました。