【アメリカ妊娠・出産】オンライン両親学級 @ Kaiser Permanente
先日、カイザー・パーマネンテの病院で出産しました。
出産に先立ち、病院が主催するオンライン両親学級(3種類)に参加しました。
それぞれの概要やタイミングについてまとめます。
両親学級①(出産知識)
こちらは出産に関する知識をつける内容で、各セッションは 2時間、全5回ありました。各セッションの概要は以下の通りです。
まず出産について大まかに理解してから、より詳細な内容に入っていく、という構成になっていました。
- 出産の概要(陣痛から出産までの大まかなプロセスなど)
- 陣痛から出産の流れ、陣痛との向き合い方
- 痛み逃しの方法、呼吸法
- 無痛分娩、帝王切開など
- 産後について:赤ちゃんの検査内容、母乳育児、退院タイミングなど
妊娠7ヶ月頃に第1回目のセッションを予約することになっていて、
残り4回は、初回と同じ時間帯でほぼ週次のペースで自動的に割り振られました。(私の場合は土曜日の午前)
講師・セッション参加者は全回とも固定で、初回は10組の親が参加していましたが、皆勤賞は我が家含めて数組だけでした。
参加する前は「10時間も取られるのか・・」と、正直あまり気が進みませんでしたが(苦笑)、実際に参加してみると大切な情報がまとめられていて、とても参考になりました。
日本とアメリカでやり方や慣習が違ったりするのと、
自分でネット検索するには限界があり、アメリカ大手の医療機関が提供する情報は信頼・安心できました。
両親学級②(産院について)
こちらは産院について理解するためのもので、セッションは 2時間の1回のみでした。
以下のトピックについて話がありました。
- 病院に電話するタイミング
- 陣痛・病院バッグについて
- 分娩室・産後部屋の様子
- 産後の検診について
妊娠5ヶ月に入ったら、妊娠7、8ヶ月頃の日程で予約を入れるよう指示がありました。
分娩室などを見せてもらって、「いよいよ出産だな」という実感が湧いてきたのを今でも覚えています。
両親学級③(育児知識)
こちらは育児について知識をつけるためのもので、セッションは 3時間の1回のみでした。
出産予定日の一ヶ月以内に受講せよ、とのことだったので、私は妊娠36週目に受講しました。
主に以下のトピックについて話がありました。
- 抱っこのやり方
- 泣く理由
- おむつ替え
- マッサージ方法
- 入浴
- 睡眠
これらの両親学級は、すべてオンライン形式でした。
講習中は基本的にカメラ・マイクはオフ、質問・発言したい時はチャットボックスに記入あるいはマイクをオンにして話す、というスタイルです。
講習を通して大事な知識は得ることができましたが、同じ頃に出産する他の親たちと交流できないのがとても残念ではありました。コロナ禍でなければ良かったのですが・・・仕方ないことですね。